NY為替:ドル・円は119円49銭、ギリシャの政局不安でリスク回避の円買いが再燃
[14/12/31]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
30日のニューヨークの外為市場で、ドル・円は119円67銭から118円86銭へ下落し119円49銭で引けた。原油価格の下落、ギリシャの政局不安で世界経済への懸念を受けたリスク回避の円買いが再燃。また、予想を下振れた米国の12月消費者信頼感指数も債券利回りの低下に伴うドル売りに拍車をかけた。その後、引けにかけた原油価格の反発を受けて円買いが後退。
ユーロ・ドルは、1.2150ドルから1.2181ドルへ上昇し1.2155ドルで引けた。米国債券利回り低下に伴うドル売りが優勢となったが、プラート欧州中央銀行(ECB)専務理事の発言を受けて追加緩和観測が強まりユーロ売りが再燃した。ユーロ・円は、145円54銭から144円77銭まで下落。ポンド・ドルは、1.5529ドルから1.5574ドルへ上昇した。ドル・スイスは、0.9900フランから0.9871フランへ下落した。
[経済指標]
・米・10月S&Pケース・シラー住宅価格指数:前年比+4.50%(予想:+4.40%、9月:+4.82%←+4.90%)
・米・12月消費者信頼感指数:92.6(予想:93.9、11月:91.0←88.7)
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