日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は147円高、ファーストリテが指数を押し上げ
[15/01/09]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
【日経平均は147円高、ファーストリテが指数を押し上げ】
9時38分現在の日経平均株価は、17314.16円(前日比+147.06円)で推移。日経平均は続伸で始まった。。8日の米国市場では欧州中央銀行(ECB)による量的緩和観測が強まり、欧州株が全面高となった流れを受け、NYダウが300ドルを超す上昇となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比105円高の17355円となり、これにサヤ寄せする格好からのスタートに。また、8日大引け後に予想を上回る決算を発表したファーストリテ<9983>が買い気配からのスタートとなり、日経平均を押し上げている。なお、オプションSQ値(概算)は17341.88円だった。SQに絡んだ商いは、3万株弱の買い越しとの観測。
セクターでは保険、精密機器、電気機器、その他金融、ゴム製品、不動産、情報・通信、小売業、ガラス・土石などが堅調。値上がり率上位では、宮入バルブ<6495>、ウイルコHD<7831>、スマートブック<2330>、倉庫精<3578>、ガーラ<4777>、センチュリ21<8898>などの強い値動きが目立つ。
【ドル・円は119円82銭付近、米12月雇用統計待ちに】
ドル・円は119円82銭付近で推移。日経平均株価は堅調に推移しているが、前日比200円程度の上昇は想定の範囲内との声が聞かれている。日本時間22時30分に米12月雇用統計が発表されることから、雇用統計の内容を確認したい投資家が多く、アジア市場での主要通貨の為替取引はやや動意薄の状態が続く可能性がある。
■今後のポイント
・日経平均株価の続伸は想定の範囲内
・米雇用統計発表前でドル・円などの主要通貨の取引は動意薄の状態が続く見込み
9時38分時点のドル・円は119円82銭、ユーロ・円は141円30銭、ポンド・円は180円79銭、豪ドル・円は97円16銭で推移している。
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