NY株式:ダウは27ドル安、原油続落を嫌気
[15/01/14]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
13日の米国株式相場は下落。ダウ平均は27.16ドル安の17613.68、ナスダックは3.21ポイント安の4661.50で取引を終了した。非鉄のアルコア決算が好調であったことや欧州のインフレ指標の低迷で、欧州中央銀行(ECB)による追加緩和観測期待が高まったことが好感され、寄り付きから上昇。しかしながら、原油先物が安値を更新したことや、米国政府がイスラム国への軍事的な対応強化を検討しているとの報道を嫌気して下落に転じる展開となった。セクター別では、メディアや家庭用品・パーソナル用品が上昇する一方、自動車・自動車部品や素材が下落した。
住宅金融サービスのOcwenファイナンシャル(OCN)はカリフォルニア州によるライセンスの一時停止を報じられ下落。アクションカメラのゴー・プロ(GPRO)は携帯端末メーカーのアップル(AAPL)がアクションカメラ関連の特許を取得したことが報じられ売られた。住宅建設のKBホーム(KBH)は建設需要の減少が四半期決算に影響を与えるとの予想から軟調推移となった。一方で、携帯端末メーカーのアップル(AAPL)は、堅調なiPhone需要を理由にクレディ・スイスが投資判断及び目標株価の引き上げ上昇した。
NY原油先物相場は1バレル44ドル台まで下落する場面もあったが、通常取引終了後に上昇に転じている。
(Horiko Capital Management LLC)
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