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【日経平均は147円安、非鉄金属や証券セクターなどが軟調】

9時38分現在の日経平均株価は、16939.85円（前日比-147.86円）で推移。日経平均は続落で始まり、17000円を割り込んでいる。13日の米国市場は、非鉄のアルコア決算が好調であったことや欧州のインフレ指標の低迷で、欧州中央銀行（ECB）による追加緩和観測期待が高まったことが好感され、NYダウは一時280ドルを超す上昇をみせた。しかしその後、原油先物が安値を更新したことや、米国政府がイスラム国への軍事的な対応強化を検討しているとの報道を嫌気して下げに転じていた。シカゴ先物は大阪比150円安の16940円だったが、大阪225先物はこれにサヤ寄せする格好に。

セクターでは非鉄金属、証券、金属、輸送用機器、卸売、その他金融、精密機器、石油・石炭、保険、機械などが軟調。食料品、化学、ゴム製品、不動産は小幅な下げにとどまっている。売買代金上位では、ソニー<6758>、ブリヂストン<5108>、東芝<6502>、ホンダ<7267>、花王<4452>、ＮＴＴドコモ<9437>、ＫＤＤＩ<9433>、ＮＴＴ<9432>、日東電工<6988>が堅調。

【ドル・円は117円58銭付近、117円50銭には短期筋のドル買いオーダー】

ドル・円は117円58銭付近で推移。引き続き株価動向を注視する展開に。117円50銭には短期筋のドル買いオーダーが残されているようだが、何らかの理由でこの水準を下回るとストップロスのドル売りが執行されるとの声が聞かれている。

■今後のポイント

・117円50銭には短期筋のドル買いオーダー、117円50銭割れでストップロスのドル売り

9時38分時点のドル・円は117円58銭、ユーロ・円は138円48銭、ポンド・円は178円39銭、豪ドル・円は96円23銭で推移している。



＜KO＞