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後場に注目すべき3つのポイント〜直近IPO銘柄の一角に短期資金が向かう

注目トピックス 市況・概況

14日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

・17000円処は支持線に変えたい
・ドル・円は117円41銭付近、東京株式市場の弱含みで軟調推移
・エクストリーム<6033>など直近IPO銘柄の一角に短期資金

■17000円処は支持線に変えたい

日経平均は続落。186.51円安の16901.20円(出来高概算10億2000万株)で前場の取引を終えた。原油安が嫌気された米国市場の不安定な値動きを受け、17000円を割り込んで始まった。ただ、昨日同様、17000円割れでは下げ渋りをみせており、16900円処でのこう着が続いている。

セクターでは鉱業が上昇に転じたほか、化学、陸運、水産農林などが小じっかり。一方で、銅価格の下落などが嫌気され、非鉄が3%超の下落。その他、鉄鋼、保険、石油石炭、金属、その他金融、電気機器、証券、その他製品、不動産などが冴えない。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1200を超え、全体の6割を占めている。

日経平均は下げ渋りをみせてはいるが、5日線やボリンジャーバンドの-1σ、一目均衡表の雲上限などが上値抵抗として意識されてきており、17000円処の上値の重さが嫌気されてくる可能性はある。為替市場では円相場が1ドル117円45銭辺りと円高に振れて推移している。原油先物相場は下げ渋るものの、銅相場が下落するなど、手掛けづらい状況。下を売り込む流れはなさそうであるが、物色としては中小型株を中心とした値幅取りになりそうである。

後場はETF買い入れへの思惑から17000円を回復してくるかが注目される。インデックスに絡んだ売買とはいえ、大引けでは、5日線や-1σ、雲上限などを上回っておきたいところであろう。

■ドル・円は117円41銭付近、東京株式市場の弱含みで軟調推移

ドル・円は117円41銭付近で推移。ドル・円は、東京株式市場が弱含みに推移していることで軟調推移。ユーロ・ドルは、1.1765ドルから1.1782ドルで推移。欧州中央銀行定例理事会やギリシャ議会総選挙への警戒感から上げ渋る展開。ユーロ・円は、138円83銭から138円22銭まで軟調推移。

12時11分時点のドル・円は117円41銭、ユーロ・円は138円30銭、ポンド・円は177円93銭、豪ドル・円は95円17銭付近で推移している。

■後場のチェック銘柄

・外部環境の不透明感が続き、積極的に押し目買いは入れづらい局面
・エクストリーム<6033>など直近IPO銘柄の一角に短期資金
・後場も主力株は手掛けづらく、値動きの軽い中小型株での値幅取りに

☆後場の注目スケジュール☆

<国内>

12:45 30年国債入札の結果発表
15:00 12月工作機械受注



<KO>

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