日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は93円高、原油反発で買い戻しを意識した流れに
[15/01/15]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
【日経平均は93円高、原油反発で買い戻しを意識した流れに】
9時41分現在の日経平均株価は、16889.79円(前日比+93.83円)で推移。日経平均は反発で始まった。米国市場ではNYダウが一時300ドルを超す下落から下げ幅を縮めていたほか、原油先物相場の反発により買い戻しを意識した流れに。シカゴ先物が一時16530円まで下げた後に、清算値は大阪比15円高の16775円だったことも、リバウンドを意識させているようだ。日経平均は寄り付き後も上げ幅を広げており、上げ幅は100円を超えてきている。
セクターでは、鉱業、ゴム製品、ガラス・土石、電力・ガス、繊維、建設、陸運、その他製品などが上昇。一方で、証券、不動産、保険、空運、精密機器などが小安く始まった。売買代金上位では、トヨタ<7203>、ブリヂストン<5108>、NTT<9432>、OLC<4661>、ガーラ<4777>、NTTドコモ<9437>、KDDI<9433>、JT<2914>、富士重<7270>、キヤノン<7751>などが堅調。
【ドル・円は117円50銭付近、リスク選好的な円売り・米ドル買い観測】
ドル・円は117円50銭付近で推移。日経平均株価の上昇を意識したリスク選好的な円売り・米ドル買いが観測されている。118円には短期筋のドル売りオーダーが残されているが、仲値時点のドル需要はやや多いとの見方があり、ドル・円は目先的にやや強い動きを見せるのではないか、との声が聞かれている。
■今後のポイント
・日経平均株価の反発でリスク回避的な円買いは縮小との見方
・118円00銭には短期筋のドル売りオーダー
9時41分時点のドル・円は117円50銭、ユーロ・円は138円37銭、ポンド・円は179円04銭、豪ドル・円は96円26銭で推移している。
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