NY金:反発で1300.70ドル、ECB量的緩和導入で安心感
[15/01/23]
提供元:株式会社フィスコ
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NY金は反発(COMEX金2月限終値:1300.70 ↑7.00)。1286.50ドルから一時1307.80ドルまで上昇した。この日、欧州中央銀行(ECB)が、資産買い入れプログラムを拡大、月600億ユーロの買い入れを、2015年3月から2016年9月末まで実施することを決定。市場予想の上限と評される緩和内容だったことで、金の買い安心感が広がったとみられる。
また、ギリシャの総選挙に関する世論調査で、野党・急進左派連合の支持率が上昇して、与党と差が開いたと伝えられたことも、安全資産としての金の買いにつながったもよう。ただ、終盤は、株高、ユーロ下落主導によるドル高で、やや伸び悩んだ可能性がある。
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