《一読必須》今日の日経平均はこうなる〜フィスコ・アナリスト別予想!
[15/01/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
【大幅高となる】17700-17900円のレンジを想定=フィスコ村瀬 智一
シカゴ先物にサヤ寄せする格好からのギャップ・アップとなり、直近もち合いレンジ上限での攻防になりそうだ。ボリンジャーバンドでは再び+1σを上回ることになり、下値の堅さが意識されてくるようだと、上への仕掛け的な流れにも。一目均衡表では遅行スパンが来週には昨年12月下旬の高値水準に到達する。現在の価格水準では下方転換する可能性がある一方で、17915円を上回る水準でこれをクリアする可能性もある。上方シグナルのキープを想定した先高期待が優勢か。また、大引けではリンク債に絡んだ買い需要への思惑もある。17700-17900円のレンジを想定する。
【小幅高となる】先物買いが引けにかけて入る公算=フィスコ田代 昌之
円建てCME先物の終値は前日の225先物比220円高の17830円。為替市場では、ドル・円は118円30銭台、ユーロ・円は134円00銭台(8時00分時点)。年金系の買い観測に翻弄される東京市場だが、寄付きは米国株の反発を受けて17800円台でのスタートとなる公算が大きい。取引時間中に足元の高値17850円をクリアするか注目されよう。本日は月末営業日ということで「ドレッシング買い」が期待できるほか、日経リンク債の組成に絡んだ先物買い(約300億円相当)が引けにかけて入るとの観測がある。高値更新となれば地合い好転で商い増加の可能性も。一方、ネガティブ要因としては子会社アリババのさえない決算を受けて、ADRでソフトバンク<9984>が前日の東証比300円ほど下げていることだ。仮に同社が300円下げると日経平均を約35円押し下げる計算となる。
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