日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は159円高、インデックス買いが指数を押し上げ
[15/01/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
【日経平均は159円高、インデックス買いが指数を押し上げ】
9時33分現在の日経平均株価は、17766.09円(前日比+159.87円)で推移。日経平均は反発して始まった。29日の米国市場が大幅に反発した流れを受けて、シカゴ日経225先物清算値は大阪比220円高の17830円だった。これにサヤ寄せする格好で先物主導によるインデックス買いが日経平均を押し上げている。セクターでは、保険、証券、水産・農林、金属製品、食料品、ゴム製品、繊維、倉庫・運輸、海運などが堅調。一方で、鉄鋼、鉱業が小安く始まった。
売買代金上位では、アリババの予想を下回る決算が嫌気されたソフトバンク<9984>が下落。OLC<4661>、三井住友<8316>、中越パルプ<3877>、オムロン<6645>、NEC<6701>、オリックス<8591>などが軟調。半面、トヨタ<7203>、東芝<6502>、野村<8604>、ファナック<6954>、NTT<9432>が堅調。
【ドル・円は118円18銭付近、仲値時点にかけてドル買い増加の可能性】
ドル・円は118円18銭付近で推移。日経平均株価は堅調スタートになったが、200円程度の株高は想定の範囲内との声が聞かれており、株高を意識した円売りは増えていないようだ。本日は月末日で顧客筋の為替取引はやや多くなるとの見方が出ている。仲値時点まではドル買いがやや多く、お昼時点にかけては輸出系などのドル売りが増える可能性がある。
■今後のポイント
・日経平均株価の上昇は想定の範囲内
・仲値時点にかけてドル買いが増える可能性
9時33分時点のドル・円は118円18銭、ユーロ・円は133円87銭、ポンド・円は178円17銭、豪ドル・円は91円88銭で推移している。
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