日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は100円高、米雇用統計の結果を評価した流れに
[15/02/09]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
【日経平均は100円高、米雇用統計の結果を評価した流れに】
9時32分現在の日経平均株価は、17749.08円(前日比+100.58円)で推移。日経平均は続伸で始まった。6日の米雇用統計の結果を評価した流れとなり、シカゴ日経225先物清算値(17810円)にサヤ寄せする格好からのギャップ・アップとなった。ただし、17800円には届かず、日経平均はこれまでのもち合いレンジ(17400-17850円)上限辺りでの攻防に。
セクターでは不動産、その他金融、保険、鉄鋼、銀行、証券、海運、食料品などが堅調。一方で、鉱業が3%超の下落となっているほか、精密機器、金属、空運、水産・農林などが小安い。売買代金上位では、トヨタ<7203>、三菱UFJ<8306>、NTT<9432>、ホンダ<7267>が上昇。半面、ソフトバンク<9984>、ミクシィ<2121>、ソニー<6758>、オリンパス<7733>などが冴えない。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が全体の7割を占めている。
【ドル・円は118円88銭付近、118円台後半には個人勢などのドル買い興味】
ドル・円は118円88銭付近で推移。先週末6日に発表された米1月雇用統計が予想以上に強い内容だったことから、6日の欧米市場でドル・円は119円22銭まで買われた。9日早朝のアジア市場では118円90銭まで下げたが、118円台後半には個人勢などのドル買い興味が残されており、118円台後半で下げ渋る可能性が高いとみられている。日経平均株価の上昇は想定の範囲内だが、ドル買い材料になるとの見方が多い。
■今後のポイント
・日経平均株価の上昇は想定の範囲内もドル買い要因
・米雇用統計内容の改善を意識したドル買い
9時32分時点のドル・円は118円88銭、ユーロ・円は134円60銭、ポンド・円は181円27銭、豪ドル・円は92円33銭で推移している。
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