NY為替:ドル・円は118円50銭、ギリシャ懸念などによるリスク回避の円買い
[15/02/10]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
9日のニューヨーク外為市場で、ドル・円は118円78銭から118円33銭まで下落し118円50銭で引けた。ツィプラス・ギリシャ新首相が緊縮策を緩和し国際救済策の延長を除外する計画を提示したため、ギリシャの債務不履行、ユーロ離脱懸念を受けたリスク回避の円買いが再燃した。
ユーロ・ドルは、1.1270ドルから1.1355ドルへ上昇し1.1325ドルで引けた。イタリアのパドアン経済・財務相が「ユーロ圏財務相会合でギリシャのつなぎ融資に関して協議する可能性」を指摘したことが好感されいったんユーロ売りが後退。また、米雇用指標を受けた債券利回りの低下に伴うドル売りが優勢となった。ユーロ・円は、133円68銭から134円66銭まで上昇した。ポンド・ドルは、1.5202ドルから1.5244ドルへ上昇。ドル・スイスは、0.9261フランから0.9197フランへ下落した。
[経済指標]
米・1月労働市場情勢指数:4.9(12月:7.3←6.1)
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