日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は301円高、ソフトバンクは利食いに押される
[15/02/12]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 市況・概況
【日経平均は301円高、ソフトバンクは利食いに押される】
9時40分現在の日経平均株価は、17954.24円(前営業日比+301.56円)で推移。日経平均は大幅反発で始まった。ドル・円が1ヶ月ぶりに120円台を回復する中、シカゴ日経225先物清算値は大阪比370円高の18010円と節目の18000円に乗せてきており、サヤ寄せする格好でのギャップ・アップに。その後もじりじりと上げ幅を広げており、昨年以来となる17900円を回復してきている。規模別指数は大型、中型、小型株指数ともに2桁の上昇。
祝日前に決算を発表していたソフトバンク<9984>は買い先行後、利食いに押されている。また、監視カメラ世界首位買収を発表したキヤノン<7751>は買い気配。売買代金上位では、トヨタ<7203>、ファナック<6954>、ソニー<6758>、武田薬品<4502>、JT<2914>、NTT<9432>など全般堅調。セクターでは、倉庫・運輸、証券、電気機器、その他金融、保険、陸運、輸送用機器、食料品、空運、不動産などが堅調。一方で、鉱業、石油・石炭が下落。
【ドル・円は120円20銭付近、日銀による追加緩和期待が再浮上】
ドル・円は120円20銭付近で推移。11日の欧米市場でドル・円は一時120円48銭まで買われたが、ギリシャ債務協議の進展を評価したリスク選好的な円売りはやや一服している。ただし、日銀による追加緩和への期待が再浮上していることや日経平均株価の18000円突破が期待されていることから、アジア市場でドル・円が120円を下回る可能性は低いとみられている。
■今後のポイント
・日経平均株価の大幅高を意識したドル買いも
・ギリシャ債務協議進展への期待残る
9時40分時点のドル・円は120円20銭、ユーロ・円は136円00銭、ポンド・円は183円17銭、豪ドル・円は92円10銭で推移している。
<KO>