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【日経平均は55円安、トヨタなどが冴えない】

9時37分現在の日経平均株価は、17924.40円（前日比-55.32円）で推移。日経平均は反落で始まった。欧米市場の上昇が好感される一方で、米早期利上げ観測が後退したことにより為替相場がやや円高に振れており、前日の300円超の上昇に対する利益確定の流れが先行。セクターでは、原油高を背景に鉱業が上昇率トップ。その他金融、不動産、ゴム製品、銀行、建設、金属、証券、石油・石炭、保険などが上昇。一方で、パルプ・紙、電力・ガス、空運、ガラス・土石、精密、食料品などが小安い。

売買代金上位では、三井住友<8316>、三菱UFJ<8306>、ＫＤＤＩ<9433>、ＪＴ<2914>、ＮＴＴ<9432>が堅調。半面、トヨタ<7203>、ファーストリテ<9983>、ソフトバンク<9984>、ファナック<6954>、富士重<7270>、ダイキン<6367>などが冴えない。なお、SQ値は概算で17886.04円となった。

【ドル・円は118円91銭付近、日銀の追加緩和期待の後退などで上値が重い】

ドル・円は118円91銭付近で推移。日本銀行関係者「追加緩和は逆効果、10月緩和は消費者マインドに悪影響」を受けて日銀による追加緩和期待が後退（円買い要因）しているほか、低調な米国の小売売上高を受けて米国の早期利上げ観測も後退（ドル売り要因）しており、ドル・円は上値の重い展開が継続している。

9時37分時点のドル・円は118円91銭、ユーロ・円は135円58銭、ポンド・円は182円93銭、豪ドル・円は92円11銭で推移している。



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