日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は62円安、ソフトバンクなどが軟調
[15/02/17]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
【日経平均は62円安、ソフトバンクなどが軟調】
9時43分現在の日経平均株価は、17942.54円(前日比-62.23円)で推移。日経平均は反落して始まった。ギリシャ債務問題をめぐる欧州連合とギリシャ政府の協議が物別れに終わったほか、ウクライナ停戦後も続く戦闘も嫌気されるなか、利益確定の流れが先行している。為替市場で円が買われやすい地合いとなっていることも手掛けづらくさせている。
セクターでは空運、その他製品、建設、卸売、陸運、石油・石炭、水産・農林、不動産などが小じっかり。一方で、リキャップCBで1200億円調達を発表したLIXIL<5938>が売り先行となり、金属が下落率トップ。そのほか、ゴム製品、鉱業、繊維、鉄鋼、精密機器、ガラス・土石などが冴えない。売買代金上位では、ラオックス<8202>、日産自<7201>、三菱商<8058>、JR東日本<9020>、ミクシィ<2121>などが堅調。半面、トヨタ<7203>、ソフトバンク<9984>、ファナック<6954>などが軟調。
【ドル・円は118円28銭付近、ギリシャ債務協議打ち切りの影響残る】
ドル・円は118円28銭付近で推移。日経平均株価の下落や対円でのユーロ売りが継続していることが影響しているようだ。16日のギリシャ債務協議が打ち切りになったことでリスク回避的な円買いは継続するとの見方が多い。日経平均株価の下げ幅が拡大した場合、ドル・円は118円付近まで下落するのではないか、との声が聞かれている。
■今後のポイント
・ギリシャ債務協議打ち切りでリスク回避の円買い継続か
・日経平均株価の下げ幅拡大を警戒
9時43分時点のドル・円は118円28銭、ユーロ・円は133円99銭、ポンド・円は181円58銭、豪ドル・円は91円96銭で推移している。
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