今日の為替市場ポイント:ギリシャ債務協議の進展期待で円売り継続も
[15/02/18]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
昨日17日のドル・円相場は、東京市場では118円24銭から118円64銭で推移。欧米市場では一時119円42銭まで上昇し、119円25銭で取引を終えた。
本日18日のドル・円は119円前後で推移か。ギリシャ債務協議の進展を期待してリスク選好的な円売りは継続する可能性がある。
ブルームバーグ・ニュースなどの報道によると、ギリシャ政府は18日に融資延長を要請するもよう。関係筋の話によると、ギリシャ政府は融資の最大6カ月延長を要請する。延長の条件は決まっていないようだ。
ギリシャ政府は、融資合意と支援プログラムを区別して考えているようだ。ショイブレ独財務相は、ユーログループは信頼できる具体的で拘束力のある提案を望んでいると述べた。提案内容次第ではギリシャとユーログループの協議は難航する可能性がある。ただし、ユーログループはギリシャのユーロ圏離脱を望んでいないとみられており、ギリシャ側が提示するプランに対して一定の評価を与えることで、ギリシャがユーロ圏に残留する可能性は十分残されている。
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