《一読必須》今日の日経平均はこうなる〜フィスコ・アナリスト別予想!
[15/02/18]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
【小幅高となる】17970-18170円のレンジを想定=フィスコ村瀬 智一
シカゴ先物Pにサヤ寄せする格好から買いが先行することになろう。円相場も1ドル119円台と前日の水準からは、やや円安に振れていることも買い安心感につながりそうだ。もっとも、買い一巡後はこう着感の強い相場展開に。日銀会合を受けた仕掛け的な売買には注意しておきたいところ。ただし、ギリシャやウクライナ情勢などは織り込み済みとなれば、買い意欲は強まる可能性も。ボリンジャーバンドでは、バンドの上昇に沿ったトレンドが継続しており、+1σと+2σとのレンジ。17970-18170円のレンジを想定する。
【小幅高となる】TOPIX型主導の地合いに=フィスコ田代 昌之
円建てCME先物の終値は前日の225先物比100円高の18100円。為替市場では、ドル・円は119円20銭台、ユーロ・円は136円00銭台(8時00分時点)。本日は日銀金融政策決定会合の結果が発表される。市場コンセンサスは「金融政策の現状維持」となっていることで、12時前後には内容が伝わるとの観測。市場の注目はいつも通り15時30分から開催される黒田日銀総裁の記者会見で、先週伝わった日銀関係者による否定的な金融緩和の見方へのコメントがポイントか。本日の日経平均は昨年来高値18074円を更新した後は18100円レベルでのもみあいとなろう。物色は本日から中国が春節入りとなることで、インバウンド関連に向かうと想定。。
TOPIX先物は7連騰で、出来高を見るとここ数日225先物を上回っている。メガバンクなど時価総額の大きい銘柄への現物買いの影響が大きい。注目が集まっているファナック<6954>を除くと日経平均型のインパクトが大きいファーストリテイ<9983>やソフトバンク<9984>は足元動意薄。一方、銀行や不動産など出遅れと言われているセクターは物色が目立ち始めている。TOPIX型主導の上昇は比較的じり高(225型は裁定が絡むので指数だけどんどん上昇)となることから「押し目待ちに押し目無し」の状況となりそうだ。225先物は07年高値に僅か数百円に迫っているが、TOPIX先物は350pと25%ほど届かない状況。この水準を見る限り、TOPIX先物のほうが上値余地はあるとの見方も。
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