日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は昨年来高値を更新、メガバンクなどが堅調
[15/02/18]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
【日経平均は昨年来高値を更新、メガバンクなどが堅調】
9時31分現在の日経平均株価は、18130.38円(前日比+143.29円)で推移。日経平均は反発で始まり、昨年来高値を更新している。17日の米国市場は、16日のユーロ圏財務相会合が決裂したことを受けて売りが先行したものの、ギリシャ政府が融資合意の6ヶ月延長を18日に申請する可能性が報じられると上昇に転じている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比100円高の18100円となり、これにサヤ寄せする格好からのスタートに。
セクターでは、昨日決算を発表したブリヂストン<5108>が2%超の上昇となり、ゴム製品が上昇率トップ。銀行、証券、精密機器、ガラス・土石、陸運、電気機器、サービス、食料品などが上昇。一方で、石油・石炭、鉄鋼、電力・ガス、倉庫・運輸などが小安く始まっている。売買代金上位ではメガバンク3行のほか、トヨタ<7203>、ソニー<6758>、マツダ<7261>、ブリヂストン<5108>、日産自<7201>、ファナック<6954>、NTT<9432>、ファーストリテ<9983>などが堅調。
【ドル・円は119円25銭付近、ギリシャ債務協議の進展期待による円売り】
ドル・円は119円25銭付近で推移。関係筋の話によると、ギリシャ政府は18日に融資の最大6カ月延長を要請するもようと伝わっており、ギリシャ債務協議の進展を期待してリスク選好的な円売りが継続している。また、日経平均株価が昨年来高値を更新していることも材料視されている。今後は日銀金融政策決定会合の結果や黒田日銀総裁会見を見極める展開へ。
9時31分時点のドル・円は119円25銭、ユーロ・円は135円98銭、ポンド・円は183円09銭、豪ドル・円は93円24銭で推移している。
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