日経平均は84円高で前引け、第1次安倍政権時代の高値を突破
[15/02/19]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
日経平均株価は、18283.73円(前日比+84.56円)で前引け。マザーズ指数は879.55(+5.01ポイント)で、JASDAQ平均は2383.23(+6.36)で前引け。米FOMC議事録を受けた米早期利上げ観測の後退でドル・円はやや円高方向に振れていたものの、欧州中央銀行(ECB)がギリシャの銀行に対する緊急流動性支援(ELA)を承認したと伝えられ、ギリシャ債務問題への警戒感が和らいだこともあり、日経平均は買い先行でスタート。
海外投資家の日本株回帰の動きなども追い風になるなか、三菱UFJ<8306>、三井住友FG<8316>、みずほFG<8411>が引き続き強い動きになっていることも安心感につながり、日経平均は一時18322.50円(同+123.33円)まで上昇し、2007年2月26日に付けた第1次安倍政権時代の高値18300.39円を突破。その後の日経平均は18300円台乗せによる達成感などから若干上げ幅を縮小する動きに。
セクター別では、銀行、海運、証券、その他金融、陸運などが上昇する一方、空運、非鉄金属、パルプ・紙、鉱業、不動産などが下落。売買代金上位には、三菱UFJ<8306>、みずほFG<8411>、トヨタ<7203>、三井住友FG<8316>、ソニー<6758>などがランクインしている。
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