NY為替:ドル・円は119円00銭、米1月景気先行指数の予想下振れなどが重しに
[15/02/20]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
19日のニューヨーク外為市場で、ドル・円は119円18銭まで上昇後、118円80銭へ下落し119円00銭前後で引けた。ギリシャが融資ファシリティー延長を要請したことを好感したリスク選好の動きが優勢となったのち、ドイツがこの提案を拒否したため円売りが後退。また、米2月フィラデルフィア連銀景況指数が予想外に低下し1年ぶりの低水準に落ち込んだことや1月景気先行指数が予想を下振れたため債券利回り低下に伴うドル売りが優勢となった。
ユーロ・ドルは、1.1397ドルから1.1358ドルへ下落し1.1365ドルで引けた。根強いギリシャ債務懸念を受けたユーロ売りが継続した。ユーロ・円は、株安に連れ135円62銭から135円08銭へ下落した。ポンド・ドルは、1.5404ドルから1.5452ドルのレンジでもみ合った。ドル・スイスは、0.9454フランから0.9499フランへ上昇した。
[経済指標]
米・先週分新規失業保険申請件数:28.3万件(予想:29万件、前回:30.4万件)
米・失業保険継続受給者数:242.5万人(予想:236万人、前回:236.7万人←235.4万人)
米・2月フィラデルフィア連銀景況指数:5.2(予想:9.0、1月:6.3)
米・1月景気先行指数:前月比+0.2%(予想:+0.3%、12月:+0.4%←+0.5%)
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