NY金先物週間見通し:伸び悩みか、米長期金利上昇が意識される可能性
[15/02/22]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 市況・概況
■NY金先物
安値:1,197.20ドル
高値:1,236.70ドル
終値:1,204.90ドル
前週末比(騰落率):-1.81%
■下落、米長期金利の上昇などが意識される
NY金先物は下落。原油先物の下落、米長期金利の上昇、ギリシャ債務協議の進展が意識された。1200ドル近辺では押し目買いが入ったが、ギリシャ向け支援の延長合意は近いとの見方が広がり、安全逃避の金買いは一段と縮小した。
■伸び悩みか、米長期金利上昇が意識される可能性
想定レンジ:1,190.00〜1,220.00ドル
NY金先物はもみあいか。米長期金利がさらに上昇した場合、金先物の上昇は抑制されるとの見方が多い。一定の条件付きでギリシャへの融資延長が合意されたことも金相場の反発を抑える要因となる。ただし、米国の早期利上げ観測が後退した場合、安全逃避的な金買いは増える可能性があるので注意したい。
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