日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は20円安、ファーストリテやファナックの下げが重しに
[15/02/25]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
【日経平均は20円安、ファーストリテやファナックの下げが重しに】
9時28分現在の日経平均株価は、18582.73円(前日比-20.75円)で推移。日経平均は買い先行で始まり、連日で昨年来高値を更新。しかし、その後は小幅ながら下げに転じており、18600円を挟んでの攻防に。24日の米国市場では、欧州連合(EU)がギリシャの改革案を承認し金融支援延長の手続きに入ったことを好感し、NYダウが最高値を更新。シカゴ225先物清算値は大阪比40円高の18660円だったこともあり、これにサヤ寄せする格好に。
しかし、ファーストリテ<9983>が配当落ち以上の下げ幅となる中、ファナック<6954>なども下げに転じており、指数インパクトの大きい値がさの一角が重しに。セクターでは、石油・石炭、鉱業、銀行、パルプ・紙が堅調。一方で、空運、小売、繊維、ゴム製品、不動産、陸運が利食い先行。
【ドル・円は118円72銭付近、イエレンFRB議長証言を受けたドル売りが継続】
ドル・円は118円72銭付近で推移。イエレンFRB議長が議会証言で利上げを急がないことを示唆したこと、米2月消費者信頼感指数の予想下振れなどが引き続き上値抑制要因となり、ドル・円は上値の重い展開。ギリシャ政府の経済改革リストがユーロ圏財務相会合で承認されたことが円売り要因になるが、日経平均のマイナス転換や米早期利上げ観測の後退によるドル売りが勝る状況にも。
9時28分時点のドル・円は118円72銭、ユーロ・円は134円77銭、ポンド・円は183円75銭、豪ドル・円は93円29銭で推移している。
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