日経平均は押し目買いで再度プラス転換、マザーズ指数が強い動きに
[15/02/27]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
10時31分現在の日経平均株価は、18843.98円(前日比+58.19円)で推移。ドル・円の円安などを背景に日経平均は連日の昨年来高値更新でスタート。週末・月末要因、短期的な過熱警戒感などが重しとなり、寄り付き後は一時18779.94円(同-5.85円)とマイナス圏に転じる場面もみられた。
ただ、年金買いや海外勢の買い期待などが引き続き意識され、押し目買いから再度プラス圏に切り返す展開になっている。日経平均が上げ渋るなか、マザーズ指数が上げ幅を拡大させるなど、主力株の上昇一服により中小型株に出遅れ意識の物色が向かっている。
個別では、ソニー<6758>や三井住友FG<8316>、ファーストリテ<9983>、オリックス<8591>、JT<2914>、三菱商事<8058>などがしっかり。その一方、ソフトバンク<9984>や三菱UFJ<8306>、ホンダ<7267>、三井不<8801>などがさえない。出来高上位には、みずほFG<8411>、三菱UFJ<8306>、三住建設<1821>、シャープ<6753>、ユニチカ<3103>などがランクインしている。
寄与度では、ファーストリテ<9983>が約19円、ファナック<6954>が約7円、アステラス製薬<4503>が約5円押し上げている。その一方、東京エレク<8035>が約7円、ソフトバンク<9984>は約5円押し下げる格好に。
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