日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は27円高、先高感の強さや配当権利取りが下支え
[15/03/25]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
【日経平均は27円高、先高感の強さや配当権利取りが下支え】
9時25分現在の日経平均株価は、19740.80円(前日比+27.35円)で推移。日経平均は反発して始まった。24日の米国市場ではNYダウが100ドル超の下落となったが、先高感の強さや配当権利取りに伴う売買が下支えとの見方。また、三井住友アセットマネジメントの日経平均株価を連動対象とする「SMAM 日経225上場投信」が上場。これによる先物への買い需要への思惑などもあるようだ。
セクターでは、不動産、精密機器、倉庫運輸、ゴム製品、食料品、繊維、建設などがしっかり。一方で、海運、医薬品、金属、その他製品が小安い。規模別指数では大型、中型、小型株指数ともに上昇。売買代金上位ではエーザイ<4523>、ファナック<6954>、任天堂<7974>が軟調。半面、トヨタ<7203>、三井不<8801>、OLC<4661>、ディーエヌエー<2432>、マツダ<7261>、NTT<9432>、ミクシィ<2121>が堅調。
【ドル・円は119円77銭、米6月利上げの思惑が再浮上】
ドル・円は119円77銭近辺で推移している。24日の欧米市場でドル・円は119円22銭まで下げたが、米経済指標の改善などを意識して119円98銭まで戻した。24日のNYダウは下落したが、6月利上げの思惑が再浮上したことが株安の要因であるとみられている。日経平均株価が強い動きを見せた場合、ドル・円が120円台に上昇する可能性は残されているとの声が聞かれている。
■今後のポイント
・日経平均株価上昇の場合、ドル・円は120円台に反発も
・米6月利上げの思惑が再浮上
9時25分時点のドル・円は119円77銭、ユーロ・円は130円72銭、ポンド・円は177円82銭、豪ドル・円は94円23銭で推移している。
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