日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は7円安、パナソニックなどは堅調
[15/03/27]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
【日経平均は7円安、パナソニックなどは堅調】
9時30分現在の日経平均株価は、19463.80円(前日比-7.32円)で推移。日経平均は続落で始まった。3月期末配当の権利落ち日となるため、予想されている配当落ち分が110円程度であり、この部分が下落要因に。ただし、その後は下げ幅を縮め、一時プラス圏に転じている。セクターでは、原油相場の上昇を受け、鉱業が上昇率トップ。保険、不動産、倉庫運輸、食料品、サービスなどがしっかり。半面、海運が下落率トップ。卸売、水産農林、鉄鋼、空運、パルプ紙などが配当落ちの影響もあって弱い。個別ではOLC<4661>、パナソニック<6752>、三井住友<8316>、JT<2914>、ソニー<6758>が堅調。
【ドル・円は119円24銭、リスク回避的なドル売りは拡大せず】
ドル・円は119円24銭付近で推移。今日発表された2月の全国消費者物価指数と2月の完全失業率はほぼ予想通りとなった。日銀の金融政策に大きな影響を与える内容ではないとみられており、為替取引では特に意識されなかった。現時点で日経平均株価は小幅高で推移しており、株価反発への期待はあるだけに、アジア市場でリスク回避的なドル売り・円買いが活発となる状況ではないとみられる。
9時30分時点のドル・円は119円24銭、ユーロ・円は130円73銭、ポンド・円は177円06銭、豪ドル・円は93円26銭で推移している。
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