日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は21円高、寄り付き後はマイナス圏に転じる場面も
[15/03/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
【日経平均は21円高、寄り付き後はマイナス圏に転じる場面も】
9時33分現在の日経平均株価は、19306.64円(前週末比+21.01円)で推移。日経平均は小幅に反発して始まったが、その後はマイナス圏に転じる場面もみられた。27日の米国市場では小幅ながら、ダウ、ナスダックともに上昇。シカゴ日経225先物清算値は大阪比45円高の19365円だったこともあり、この流れを受けて買いが先行。ただし、先週後半の波乱含みの展開により利益確定の流れも強まりやすいところ。セクターでは食料品、ゴム製品、水産農林、サービス、海運、空運、情報通信、陸運、医薬品などが上昇。一方で、鉱業、石油石炭、精密機器、非鉄金属、建設、金属製品、証券、不動産などが冴えない。
売買代金上位ではJT<2914>、ソフトバンク<9984>、エーザイ<4523>、パナソニック<6752>、ディーエヌエー<2432>、アステラス薬<4503>が堅調。半面、トヨタ<7203>、OLC<4661>、三菱UFJ<8306>、ファナック<6954>、キヤノン<7751>、ソニー<6758>、任天堂<7974>、武田薬品<4502>などが下落。
【ドル・円は119円22銭付近、株安を意識してリスク選好的な円売り一服】
ドル・円は119円22銭付近で推移。今日発表された日本の2月鉱工業生産が予想を下回ったことでリスク選好的な円売りは一服しつつある。ただし、119円以下には個人勢などのドル買い興味が確認されており、アジア市場でドル・円が119円を継続的に下回る可能性は低いとみられている。
9時33分時点のドル・円は119円22銭、ユーロ・円は129円58銭、ポンド・円は177円28銭、豪ドル・円は92円13銭で推移している。
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