個別銘柄戦略:株主還元策拡充銘柄には需給期待が先行する可能性
[15/03/31]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
欧米株高、円安など外部環境の改善を受けて、買い安心感が強まる展開となろう。年度替わりに伴う国内機関投資家の益出し売りなどが警戒されるものの、週末には大型投信の設定なども控えており、需給面での下支えとして期待される。株主還元策を拡充しているような銘柄には需給期待が先行する可能性も。また、前日に強い動きが目立った中国市場の動向次第では、中国関連銘柄の動きなどにも関心が向かう余地。
そのほか、前日は直近IPO銘柄の人気化が目立った。目先的には直近IPO銘柄物色にも広がりがみられる公算。また、富士フイルム<4901>のM&Aを受けて、バイオ関連などにも関心が向かうか注目。賃上げの介護関連などにも注目か。昨日は小売りセクターで決算発表がスタート。ニトリ<9843>にはポジティブな見方、しまむら<8227>にはややネガティブな見方が目立っている印象。
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