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【日経平均は153円高、欧米株高を受けて幅広い銘柄に買い】

9時33分現在の日経平均株価は、19565.37円（前日比+153.97円）で推移。日経平均は大幅に続伸して始まった。30日の欧米株式市場の強い流れを引き継ぐ格好から幅広い銘柄に買いが先行している。セクターでは鉱業が小幅に下げて始まったほかは、全般堅調なスタートとなっており、その他金融、輸送用機器、電力ガス、ゴム製品、証券、精密機器、鉄鋼、保険、医薬品、情報通信などが堅調。

売買代金上位では、トヨタ<7203>、ソフトバンク<9984>、ファナック<6954>、富士フイルム<4901>、メガバンク3行やソニー<6758>、キヤノン<7751>、エーザイ<4523>、三井不<8801>などが強い。一方で、ディーエヌエー<2432>、ファーストリテ<9983>、ＪＴ<2914>が利食い優勢。そのほか、昨夕に決算を発表したニトリＨＤ<9843>は反発して始まる半面、しまむら<8227>が4％超の下落に。

【ドル・円は120円06銭付近、資本筋のドル買い継続への期待も】

ドル・円は120円06銭付近で推移。欧米株高を意識した日経平均株価の続伸は想定の範囲内だが、国内投資家は外貨建て資産の増額を計画していることから、資本筋のドル買いが期待されている。株高継続でリスク選好的な円売りは31日も続くものとみられているが、資本筋のドル買いはドル相場の当面（4月以降）の下支え要因になるとみられている。

■今後のポイント

・日経平均株価の続伸を意識した円売り
・資本筋は4月以降もドル買い継続との見方

9時33分時点のドル・円は120円06銭、ユーロ・円は130円11銭、ポンド・円は177円79銭、豪ドル・円は91円96銭で推移している。



＜KO＞