NY株式:ダウは77ドル安、軟調な雇用指標を嫌気
[15/04/02]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
1日の米国株式相場は下落。ダウ平均は77.94ドル安の17698.18、ナスダックは20.66ポイント安の4880.23で取引を終了した。朝方、3月ADP雇用統計が市場予想を下回ったことから、週末に発表される雇用統計への警戒感が広がり、売りが先行。3月ISM製造業景況指数も市場予想を下回ったことから終日軟調推移となった。セクター別では、電気通信サービスや食品・飲料・タバコが上昇する一方で、自動車・自動車部品や医薬品・バイオテクノロジーが下落した。
航空大手のデルタ・エアラインズ(DAL)やアメリカン航空(AAL)などはドイツ銀行による投資判断引き下げを受け、下落。自動車大手のフォード(F)とゼネラル・モーターズ(GM)は、3月新車販売台数が前年同月比で減少したことで売られた。不動産投資信託(REIT)のメイスリッチ(MAC)は同業サイモン・プロパティ・グループ(SPG)による買収提案を拒否し下落。事務用品小売りのステープルズ(SPLS)とPCメーカーのヒューレット・パッカード(HPQ)は一部アナリストによる投資判断引き上げを受け、上昇。
1日、ニューヨーク証券取引所に上場したドメイン名登録・ホスティングサービスのゴーダディ(GDDY)は、公開価格の20ドルに対し一時34%高まで高騰、好調な出だしとなった。1日終値ベースで時価総額は約40億ドル。
(Horiko Capital Management LLC)
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