NY原油:反発で52.14ドル、サウジのアジア向け価格引き上げで買い先行
[15/04/07]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
NY原油は反発(NYMEX原油5月限終値:52.14 ↑3.00)。49.89ドルから52.22ドルまで上昇した。イランが制裁解除で原油輸出を増やすとの思惑による売りが一服する一方、サウジアラビアがアジア顧客向けの公式販売価格を2カ月連続で引き上げたことで、買いが強まったとの見方。
また、米国の3月非農業部門雇用者数の大幅下振れ、ギリシャのIMF融資返済確約を受けて、ユーロ高・ドル安が進行し、割安感も強まった。ダドリーNY連銀総裁が、「利上げ開始後のペースは遅い」、「著しいドル高は米国の貿易に害を与える」などと述べたことも、好感されたもよう。
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