NY金:反発で1218.60ドル、FRB利上げ後ずれ観測で買い安心感
[15/04/07]
提供元:株式会社フィスコ
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NY金は反発(COMEX金6月限終値:1218.60 ↑17.70)。1224.50ドルまで上昇した後、1217.90ドルまで下落した。先週3日(金)に発表された米国の3月雇用統計で、非農業部門雇用者数が予想を大きく下回る12.6万人増にとどまったことから、連邦準備理事会(FRB)の利上げ開始時期が後ずれするとの観測が浮上。金相場は、イースター連休明けの今週、買い先行の展開になった。
また、ギリシャが5日にIMF融資返済(9日期限)を確約したこと、6日発表の米国の3月ISM非製造業景況指数(総合)の低下や3月労働市場情勢指数のマイナス転落もあり、ユーロ高・ドル安が進んだことも、金の買いにつながった。引けにかけては利食いの売りが優勢になったもよう。
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