NY金:反発で1194.30ドル、米欧中の指標悪化で安全志向の買い
[15/04/24]
提供元:株式会社フィスコ
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NY金は反発(COMEX金6月限終値:1194.30 ↑7.40)。1185.30ドルから1194.60ドルまで上昇した。この日発表の米国の先週分新規失業保険申請件数が予想に反して増加し、3月新築住宅販売件数も下振れで減少したことから、連邦準備理事会(FRB)の早期利上げ観測が後退、ドル安となり、金の買いが優勢になった。
また、中国の4月HSBC製造業PMI速報値、ドイツとユーロ圏の4月製造業およびサービス業PMI速報値が軒並み下振れとなったことから、世界景気の先行き懸念が浮上し、安全志向の買いも入ったとみられる。
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