個別銘柄戦略:業績見通しや米国景気鈍化懸念で自動車株の行方に警戒も
[15/04/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
米国株安を嫌気して寄り付きから売りが先行、日銀決定会合前には売りが手控えられる可能性もあり、決定会合後は再度売り圧力が強まっていく可能性もあろう。物色の中心は決算発表銘柄となる。業績観測では富士重<7270>や日産<7201>の観測報道が伝わっている。ともに16.3期のコンセンサスは市場予想を下回っているが、本日はGDPを受けた米国景気の減速懸念などもネガティブに受け止められる可能性がある。一昨日の決算発表銘柄では、ホンダ<7267>、リコー<7752>、マキタ<6586>などネガティブか。アルプス<6770>の今期業績見通しもネガティブなインパクトに。一方、新日鐵住金<5401>やTDK<6762>、JR東<9020>、パナソニック<6752>などはポジティブに捉えられる可能性が高いだろう。
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