米国株見通し:もみあいか、インフレ関連の指標が手掛かり材料になりそう
[15/04/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
30日の米国株はもみあいか。29日の米国株式相場は下落。ダウ平均は74.61ドル安の18035.53、ナスダックは31.78ポイント安の5023.64で取引終了。1-3月期GDP速報値が予想を大きく下回り、景気先行き懸念が拡大したことが嫌気された。米政策金利の引き上げについて引き続き検討する姿勢が示されたことも嫌気された。セクター別では、銀行やエネルギーが上昇、不動産やヘルスケア機器・サービスが下落した。
30日の取引では前日下げた不動産などが多少持ち直す可能性はあるものの、米国経済の成長鈍化に対する懸念は残されており、NYダウが大きく戻す可能性は低いとみられる。経済指標では、3月コアPCE価格指数と4月シカゴ購買部協会景気指数が注目されているようだ。コアPCE価格指数が予想通りならば、インフレ進行の思惑は後退し、利上げ時期の先送りが意識されることから、NYダウはやや下げ渋る可能性がある。
目先におけるNYダウの下値目処は17950ドル近辺、上値目処は18120ドル近辺か。
<FA>
30日の取引では前日下げた不動産などが多少持ち直す可能性はあるものの、米国経済の成長鈍化に対する懸念は残されており、NYダウが大きく戻す可能性は低いとみられる。経済指標では、3月コアPCE価格指数と4月シカゴ購買部協会景気指数が注目されているようだ。コアPCE価格指数が予想通りならば、インフレ進行の思惑は後退し、利上げ時期の先送りが意識されることから、NYダウはやや下げ渋る可能性がある。
目先におけるNYダウの下値目処は17950ドル近辺、上値目処は18120ドル近辺か。
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