個別銘柄戦略:決算銘柄の個別物色中心だが、メガバンクには見直しの余地も
[15/05/13]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
米国株安を背景に上値の重い展開が見込まれる。また、本日は景気ウオッチャー調査など国内の経済指標、小売売上高など中国の経済指標発表が予定されているほか、ユーロ圏GDP、米国小売売上高なども予定されている。こうした経済指標の行方を見極めたいとする動きが徐々に強まりそうだ。全体相場には方向感は定まりにくく、決算発表銘柄などの個別物色が中心となろう。ダイキン<6367>、カシオ<6952>、宇部興産<4208>、シスメックス<6869>などは決算がポジティブ視される公算。一方、住友鉱<5713>やクボタ<6326>、NOK<7240>、日写印<7915>などはややネガティブな反応が想定される。ほかでは、決算発表スタートで、メガバンクにはあらためて還元期待などが高まる余地がある。また、MSCIのリバランスが発表されており、除外候補だった銘柄には安心感の強まるものもあろう。商品市況上昇で資源関連株などには追い風も。
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