《一読必須》今日の日経平均はこうなる〜フィスコ・アナリスト別予想!
[15/05/14]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
【小幅安となる】19650-19750円のレンジを想定=フィスコ村瀬 智一
シカゴ先物にさや寄せする格好から、利食い売りが先行しそうだ。ただし、5日線が支持線として意識されやすく、25日線とのレンジ相場が続きそうである。とはいえ、昨日の後場からの強い値動きによって買いポジションが積み上がっている可能性もあり、需給面での重石にもなりやすい。ボリンジャーバンドでは-1σでの攻防。一目均衡表では転換線、基準線での攻防に。19650-19750円のレンジを想定する。
【小幅安となる】25日線が上値抵抗に=フィスコ田代 昌之
円建てCME先物は前日の225先物比145円安の19635円。為替市場では、ドル・円が119円10銭台、ユーロ・円が135円20銭台(8時時点)。昨日は25日移動平均線を上抜く場面も見られたが、日経平均は一夜明けると振り出しに戻った状況となっている。野村の投信設定などを背景に崩れ難い地合いだが、一気に25日移動平均線をクリアして上昇するといった気合は感じられない。注目は不適切会計で500億円強の減額と発表した東芝<6502>。修正金額を見る限りは影響は限定的と見るが、監理銘柄となるかが争点か。本日の日経平均は19600円台での静かな展開を想定。
日足チャートでは、25日移動平均線に頭を押さえられた格好となっている。本日、この水準に跳ね返される展開となれば、調整局面入りが強まると想定。一方、昨日はファーストリテイ<9983>、ダイキン<6367>といった日経平均インパクトの大きい銘柄の上昇が目立った。NT倍率も拡大していることで日経平均を引き上げようとするなんらかの動きが入っている様子。25日移動平均線がサポートとなっているが海外勢の売りが懸念されているTOPIXとのパワーバランスは微妙な局面を迎えている。
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