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外為市場では予想を大幅に上振れた米国の住宅指標を好感したドル買いが加速し
た。ドル・円は120円13銭から120円45銭まで急伸し5日来の高値を更新。ユーロ・ド
ルは1.1192ドルから1.1140ドルへ急落し、12日来の安値を更新した。

米商務省が発表した4月住宅着工件数は前月比＋20.2％の113.5万件と、市場予想の
101.9万件を上回り不動産市場のピーク2007年11月来で最高となった。増加率は1991
年2月来、24年2か月ぶりの高い伸びを記録。

一方、4月住宅建設許可件数も前月比＋10.2％の114.3万件と市場予想の106.5万件を
上回り2008年6月来で最高。増加率は2012年9月来ほぼ3年ぶりの高い伸びとなった。
契約時点での統計となるため住宅着工件数の先行指標として注目される同指数の改善
で、今後の住宅着工件数の更なる回復が期待される。


[経済指標]
・米・4月住宅着工件数：113.5万件(予想：101.9万件、3月：94.4万件)
・米・4月住宅建設許可件数：114.3万件(予想：106.5万件、3月：103.8万件)







＜KK＞