《一読必須》今日の日経平均はこうなる〜フィスコ・アナリスト別予想!
[15/05/20]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
【小幅高となる】20000-20200円のレンジを想定=フィスコ村瀬 智一
シカゴ先物にさや寄せする格好から、買い優勢の展開になろう。円相場が円安に振れていることも買い安心感につながりそうだ。5日線と25日線との乖離は1円程度となり、短期ゴールデンクロス発生が意識されてきた。また、ボリンジャーバンドでは+1σでの攻防。一時20087.70円まで上げ幅を広げており、4月30日に空けたマド(19852-20031円辺り)を埋めている。
一目均衡表は遅行スパンが実線の上昇に沿って切り上がっており、現在の価格をキープできると、10営業日程度は上方シグナルが継続する。週間形状のボリンジャーバンドは+1σを上回っており、+2σが位置する20190円近辺が意識される。20000-20200円のレンジを想定する。
【小幅高となる】現物株主導の指数上昇相場に=フィスコ田代 昌之
円建てCME先物は前日の225先物比115円高の20145円。為替市場では、ドル・円が120円60銭台、ユーロ・円が134円40銭台(8時00分時点)。米国株はやや上値が重くなったものの、日本株への先高感は強く4日続伸スタートとなる公算が大きい。8時50分に発表される1-3月期実質GDPは前期比年率+1.6%になると予想されており、成長率は昨年10-12月期の+1.5%をやや上回る可能性がある。ただ、4月時点では2%程度の予想が多く、足元の予想はやや下方修正されている。数字が想定よりも下振れた際、週末(21-22日)に開催される日銀会合での追加緩和期待が高まる可能性もある。金融株や不動産株の動向を注目したい。
昨日はTOPIX先物が年初来高値を更新するなど強い動きが見られるものの、出来高は閑散で市場エネルギーは乏しい。主力株に資金が流入していることからしっかりとした地合いだが、オプションに絡んだ売買で指数が走るような展開は期待できなそうだ。本日は、14時に4月の訪日外国人客数の推定値の発表が予定されていることから、インバウンド関連銘柄を中心とした活発な物色が見られよう。
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