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《一読必須》今日の日経平均はこうなる〜フィスコ・アナリスト別予想!

注目トピックス 市況・概況

【小幅高となる】20150-20250円のレンジを想定=フィスコ村瀬 智一

シカゴ先物にさや寄せする格好から、日経平均は続伸で始まろう。ただし、その後は高値圏でのこう着が続くと考えられ、市場は日銀政策委員会・金融政策決定会合の結果を見極めたいとする模様眺めムードが強まりそうである。

ボリンジャーバンドでは+2σでの攻防。バンドは緩やかに拡大傾向をみせてきているが、過熱感が警戒されやすくなるため、これを大きく上放れる展開にはならないだろう。+1σと+2σとのレンジ推移から、20150-20250円のレンジを想定する。

【小幅高となる】先物市場では「鬼より怖い一文新値」が話題=フィスコ田代 昌之

円建てCME先物は前日の225先物比45円高の20275円。為替市場では、ドル・円が121円20銭台、ユーロ・円が134円50銭台(8時00分時点)。昨日の先物市場では、年初来高値をワンティック上抜いた後上げ幅を縮小したことで、「鬼より怖い一文新値」という格言が話題となった。短期筋などによる先物主導で日本株が上昇している場合ならば、こういったケースは当てはまりそうだが、足元の地合いは現物株が指数を押し上げていることからこの格言通りとはならないとの見方も。本日から日銀金融政策決定会合が開催されることで、日銀ラリーと言われる動き(不動産、金融株の上昇)が入ると日経平均は一段高の可能性はある。「梯子外し」と見られる材料がさほど見当たらないことでしっかりの展開を想定。

20日に公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録(4月28日-29日開催分)では、数名のメンバーが6月の利上げは可能との見解を示していた。ただ、多くのメンバーは6月の利上げは妥当ではないと判断していたことから、市場関係者の大半は6月に利上げが行われる可能性はかなり低いとの見方を変えていない。為替市場では、ドル・円は121円台で推移している。急ピッチな円安ドル高となれば、地方創生を考慮し政府関係者による円安牽制発言が想定されよう。為替の円安推移に絡んだ先物買いは手控えられると思われる。



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