米株式:「ギリシャ債務問題や米国経済指標に注目する展開」
[15/05/26]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
26日のニューヨーク株式市場は、ギリシャの債務問題や米国4月の耐久財受注などの経済指標を見極める展開となる。
ギリシャ政府報道官は25日、6月5日に期限を迎える国際通貨基金(IMF)への融資返済について、ギリシャ政府には返済義務があるが、資金が不足しており、債権団との可能な限り早期の合意が必要だとの見解を示している。スペインの政治情勢を巡る不透明感なども不安視されており、休場明けとなるドイツ、英国などの動向を睨みながらの相場展開になりそうだ。
また、経済指標では耐久財受注(4月)、S&P/ケース・シラー住宅価格指数(3月)、FHFA住宅価格指数(3月)、新築住宅販売件数(4月)、消費者信頼感指数(5月)が予定されている。耐久財受注は、原油価格下落によるエネルギー関連企業の活動縮小やドル高による輸出企業への影響で、前月時点でコア資本財受注が7ヶ月連続のマイナスとなったが、自動車産業などで設備投資の拡大が見られるかどうかが焦点となる。
来週発表される5月雇用統計を見据えて、経済指標の内容次第で相場が変動する展開となるだろう。
<MY>
ギリシャ政府報道官は25日、6月5日に期限を迎える国際通貨基金(IMF)への融資返済について、ギリシャ政府には返済義務があるが、資金が不足しており、債権団との可能な限り早期の合意が必要だとの見解を示している。スペインの政治情勢を巡る不透明感なども不安視されており、休場明けとなるドイツ、英国などの動向を睨みながらの相場展開になりそうだ。
また、経済指標では耐久財受注(4月)、S&P/ケース・シラー住宅価格指数(3月)、FHFA住宅価格指数(3月)、新築住宅販売件数(4月)、消費者信頼感指数(5月)が予定されている。耐久財受注は、原油価格下落によるエネルギー関連企業の活動縮小やドル高による輸出企業への影響で、前月時点でコア資本財受注が7ヶ月連続のマイナスとなったが、自動車産業などで設備投資の拡大が見られるかどうかが焦点となる。
来週発表される5月雇用統計を見据えて、経済指標の内容次第で相場が変動する展開となるだろう。
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