英ポンド週間見通し:強含みか、5月製造業PMIの改善予想で
[15/05/31]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
■強含み、円安・米ドル高進行の影響受ける
先週のポンド・円は強含み。米ドル高・円安が進行したことや日本の機関投資家によるポンド建て資産への投資増額が対円でのポンド高につながった。しかし、英国の1-3月期国内総生産(GDP)改定値が予想を下回ったことで対円レートの上げ幅はやや縮小した。取引レンジは187円81銭-190円72銭。
■強含みか、5月製造業PMIの改善予想で
今週のポンド・円は強含みか。5月製造業PMIの改善が予想されていることや日本の機関投資家によるポンド建て資産への投資増額への期待が広がっていることが要因。ただし、インフレ率鈍化でイングランド銀行(英中央銀行)による早期利上げ期待は後退しており、対円レートの大幅な上昇は期待できない。
○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・1日・5月製造業PMI(予想:52.8、4月:51.9)
・1日・5月サービス業PMI(予想:59.1、4月:59.5)
・4日・英中央銀行金融政策決定会合(金融政策は現状維持の公算)
予想レンジ: 188円00銭-193円00銭
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