米株式:「ギリシャ債務協議が合意間近との思惑から堅調推移か」
[15/06/02]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
2日のニューヨーク株式市場は、ギリシャの債務協議が合意間近との思惑から堅調推移が予想されるものの、明日の米地区連銀経済報告を控えて上値は限定的か。
1日の米国市場は5月ISM製造業景況指数や5月建設支出が予想を上振れたことが好感され、緩やかに上昇する展開となった。ダウ平均は29.69ドル高の18040.37、ナスダックは12.90ポイント高の5082.93。
グローベックスの米株先物はNYダウで90ドル安程度を織り込んで推移しており、利食い優勢の展開が想定される。前日は5月ISM製造業景況指数などの上振れが好感される格好だったが、改善が見られることにより、利上げに向けた動きなどが警戒されやすい。
為替市場では経済指標の改善を受けて円を売ってドルを買う動きが強まり、円相場は一時、12年半ぶりに1ドル125円台まで円安が加速していた。
本日の経済指標については製造業受注(4月)くらいだが、翌日にはMBA住宅ローン申請指数(先週)、ISM非製造業景気指数(5月)のほか、地区連銀経済報告(ベージュブック)の発表も控えているため、慎重姿勢が強まりそうである。
<MY>
1日の米国市場は5月ISM製造業景況指数や5月建設支出が予想を上振れたことが好感され、緩やかに上昇する展開となった。ダウ平均は29.69ドル高の18040.37、ナスダックは12.90ポイント高の5082.93。
グローベックスの米株先物はNYダウで90ドル安程度を織り込んで推移しており、利食い優勢の展開が想定される。前日は5月ISM製造業景況指数などの上振れが好感される格好だったが、改善が見られることにより、利上げに向けた動きなどが警戒されやすい。
為替市場では経済指標の改善を受けて円を売ってドルを買う動きが強まり、円相場は一時、12年半ぶりに1ドル125円台まで円安が加速していた。
本日の経済指標については製造業受注(4月)くらいだが、翌日にはMBA住宅ローン申請指数(先週)、ISM非製造業景気指数(5月)のほか、地区連銀経済報告(ベージュブック)の発表も控えているため、慎重姿勢が強まりそうである。
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