個別銘柄戦略:資源関連などがけん引役、金融株の動向も注視
[15/06/11]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
海外市場の上昇を受けて戻りを試す展開だが、為替相場の先行き懸念の強まりから、戻りの鈍さが意識されることになろう。米国市場では、ハイテク株や金融株が買われているが、円高でハイテク株には関心が向かいにくいほか、全体相場の動きが想定以上に低調であれば、銀行株も引きづられることになろう。ちなみに、みずほFG<8411>には格上げ、三井住友FG<8316>には格下げの動きが観測されているようだ。金融緩和期待の低下を受け、不動産関連などにも物色は向かいにくいか。原油市況の上昇などを支援に、資源関連株などの動きがけん引役として注目される。また、小売業の一角など、円高メリット銘柄も個別で物色の動きが強まる可能性。
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