今日の為替市場ポイント:ギリシャ債務懸念残り、リスク選好的な円売り抑制も
[15/06/25]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 市況・概況
24日のドル・円相場は、東京市場では123円76銭から124円11銭で推移。欧米市場でドルは一時124円38銭まで買われたが、欧米株安を嫌気して伸び悩み、123円89銭で取引を終えた。
本日25日のドル・円は124円前後で推移か。ギリシャ債務協議の難航や欧米株安を嫌気して、リスク選好的な円売りは抑制される可能性がある。
報道によると、ユーロ圏財務相は25日午後1時(現地時間)にユーロ・グループの協議を再開することが決まった。ギリシャ債務協議は24日までに合意に達するとの期待が浮上していたが、合意には至らず、協議は継続される。
関係者によると、ギリシャ政府と債権団の協議では、年金改革や付加価値税などが争点となっているようだ。国際通貨基金(IMF)はギリシャが提示した改革案に対して最も否定的であり、このままでは合意形成は極めて困難との声が聞かれている。ギリシャ政府側が大幅に譲歩しない場合、6月30日の期限までにギリシャがIMFに対する一部融資の返済が実行できない可能性もあるとみられている。
<SY>
本日25日のドル・円は124円前後で推移か。ギリシャ債務協議の難航や欧米株安を嫌気して、リスク選好的な円売りは抑制される可能性がある。
報道によると、ユーロ圏財務相は25日午後1時(現地時間)にユーロ・グループの協議を再開することが決まった。ギリシャ債務協議は24日までに合意に達するとの期待が浮上していたが、合意には至らず、協議は継続される。
関係者によると、ギリシャ政府と債権団の協議では、年金改革や付加価値税などが争点となっているようだ。国際通貨基金(IMF)はギリシャが提示した改革案に対して最も否定的であり、このままでは合意形成は極めて困難との声が聞かれている。ギリシャ政府側が大幅に譲歩しない場合、6月30日の期限までにギリシャがIMFに対する一部融資の返済が実行できない可能性もあるとみられている。
<SY>