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【小幅安となる】20400-20600円のレンジを想定=フィスコ村瀬 智一

日経平均は前日の大幅な上昇で25日線を上回ってきており、7/27の下落時に空けていたマド（20486-20527円）を埋めてきた。20500円台回復で短期的にはいったん達成感も意識されやすく、週末要因もあってこう着感の強い相場展開になりそうだ。

ボリンジャーバンドでは中心値（25日）と+1σとのレンジ（20400-20600円レベル）に移行。一目均衡表の雲上限を再び超えてきたほか、転換線をクリアしている。遅行スパンは6月高値の水準に位置しているため、下方シグナルを発生させている。ただし、高値圏を通過する来週には、再び上方転換シグナルを発生させてくるだろう。こう着ながらも先高期待は強そうである。20400-20600円のレンジを想定。

【小幅安となる】決算銘柄に投資資金は集中=フィスコ田代 昌之

円建てCME先物は前日の225先物比5円高の20565円。為替市場では、ドル・円が124円10銭台、ユーロ・円が135円70銭台（8時00分時点）。米GDP通過後の外部環境はさほど目立った動きが観測されなかったことから、本日の先物市場は静かな相場展開となりそうだ。引続きソニー<6758>など決算関連銘柄の一角に投資資金が集中する見通し。月末ということでなんらかの売買フローが入る可能性はあるものの、20500円台での動意薄の一日を想定する。

昨日発表された決算関連では、関西電力<9503>、JR西<9201>、富士フイルム<4901>、日本電気硝子<5214>、JAL<9201>、ソニー、オリックス<8591>、セコム<9735>、三菱ケミ<4188>、京セラ<6971>あたりがポジティブな内容。一方、NEC<6701>、三菱自動<7211>、オムロン<6645>、エプソン<6724>はネガティブな流れが先行か。



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