NY株式:ダウは5ドル高、アジア・欧州株に連れ高も原油安が重し
[15/08/14]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
13日の米国株式相場はまちまち。ダウ平均は5.74ドル高の17408.25、ナスダックは10.83ポイント安の5033.56で取引を終了した。7月小売売上高が良好な内容となったほか週間新規失業申請件数が予想とほぼ一致したことで、早期利上げへの警戒感から、朝方は下落する場面もあったものの、人民元切り下げによる売りが一服し、アジアや欧州株が上昇したことで米国株にも買いが広がった。しかしながら、原油先物価格が6年ぶりの安値を更新したことなどが重しとなり、上値も限られた。セクター別では、消費者・サービスや小売が上昇する一方で半導体・半導体製造装置やエネルギーが下落した。
メディアのニューズ・コーポレーション(NWS)は赤字決算となったものの、調整後利益が予想を上振れ上昇。ネットワーク機器のシスコ・システムズ(CSCO)は決算内容が好感され、堅調推移。電気自動車のテスラ・モーターズ(TSLA)は事業拡大の為、約5億ドルの調達に向け株式210万株の公募増資を届け出たことが明らかとなり、買われた。一方で、小売のコールズ(KSS)は、軟調な決算内容が嫌気されたほか通期の利益見通しを引き下げ、軟調推移となった。
WSJ紙の調査によるとエコノミストの82%が9月の利上げを予想しているようだ。一方でFF金利の先物取引から逆算した9月の利上げ確率は45%と大きく乖離している。
Horiko Capital Management LLC
<TM>
メディアのニューズ・コーポレーション(NWS)は赤字決算となったものの、調整後利益が予想を上振れ上昇。ネットワーク機器のシスコ・システムズ(CSCO)は決算内容が好感され、堅調推移。電気自動車のテスラ・モーターズ(TSLA)は事業拡大の為、約5億ドルの調達に向け株式210万株の公募増資を届け出たことが明らかとなり、買われた。一方で、小売のコールズ(KSS)は、軟調な決算内容が嫌気されたほか通期の利益見通しを引き下げ、軟調推移となった。
WSJ紙の調査によるとエコノミストの82%が9月の利上げを予想しているようだ。一方でFF金利の先物取引から逆算した9月の利上げ確率は45%と大きく乖離している。
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