米クリスマス商戦を受けて改めて節目の2万円を意識【クロージング】
[15/11/27]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 市況・概況
27日の日経平均は反落。60.47円安の19883.94円(出来高概算18億5000万株)で取引を終えた。26日の米国市場は感謝祭の祝日で休場だったが、欧州市場の落ち着きなどもあって、シカゴ日経225先物は時間外で2万円を回復。シカゴ先物にさや寄せする格好から始まった。ただし、寄り付きは19994.05円と戻り高値を更新するも僅かに2万円には届かず、その後は次第に利益確定の流れとなった。
もっとも、東証1部の売買代金が10月22日以来の2兆円を下回るなど、海外勢のフローが限られている中であり、こう着感の強い相場展開を嫌気する利食いという流れではなかったとみられる。中国・上海市場は5%を超える下げとなっているが、証券会社に対する証監会による調査との報道が嫌気されているため、影響は限られるとみられる。
来週は改めて節目の2万円を意識することになろうが、クリスマス商戦に突入した米国の個人消費動向に関心が集まりそうである。好調さが伝わるようだと株価の押し上げ要因になり、ギャップ・アップでの2万円回復に期待したいところである。また、名実共に12月相場入りとなるなか、機関投資家の売買は次第に細り、個人主体による材料株物色などの動きが中心になりやすいだろう。
<AK>
もっとも、東証1部の売買代金が10月22日以来の2兆円を下回るなど、海外勢のフローが限られている中であり、こう着感の強い相場展開を嫌気する利食いという流れではなかったとみられる。中国・上海市場は5%を超える下げとなっているが、証券会社に対する証監会による調査との報道が嫌気されているため、影響は限られるとみられる。
来週は改めて節目の2万円を意識することになろうが、クリスマス商戦に突入した米国の個人消費動向に関心が集まりそうである。好調さが伝わるようだと株価の押し上げ要因になり、ギャップ・アップでの2万円回復に期待したいところである。また、名実共に12月相場入りとなるなか、機関投資家の売買は次第に細り、個人主体による材料株物色などの動きが中心になりやすいだろう。
<AK>