ADP雇用報告にらみ、ECBの量的緩和に期待感も
[15/12/02]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
『米株式市場』
1日のNY市場は上昇。欧州中央銀行(ECB)による追加の金融緩和への観測から、米市場へも資金が流入した格好。11月ISM製造業景況指数は予想を下振れたものの、12月の利上げに影響を与える内容ではないとの見方が優勢。ダウ平均は168.43ドル高の17888.35、ナスダックは47.64ポイント高の5156.31。
今晩の米国ではMBA住宅ローン申請指数、ADP全米雇用報告、非農業部門労働生産性確定値、地区連銀経済報告(ベージュブック)が予定されている。12月の利上げは織り込まれており、結果を受けて大きなトレンドは出難いと考えられる。とはいえ、週末に雇用統計を控えていることもあり、ADP雇用報告が予想を下振れてくるようだと、利上げ観測が後退する可能性もあり、リバランスの流れに向かわせる可能性がある。一方で、翌日には欧州中央銀行(ECB)理事会を控えており、追加緩和期待などを手掛かりとした資金が波及する可能性もありそう。
<TY>
1日のNY市場は上昇。欧州中央銀行(ECB)による追加の金融緩和への観測から、米市場へも資金が流入した格好。11月ISM製造業景況指数は予想を下振れたものの、12月の利上げに影響を与える内容ではないとの見方が優勢。ダウ平均は168.43ドル高の17888.35、ナスダックは47.64ポイント高の5156.31。
今晩の米国ではMBA住宅ローン申請指数、ADP全米雇用報告、非農業部門労働生産性確定値、地区連銀経済報告(ベージュブック)が予定されている。12月の利上げは織り込まれており、結果を受けて大きなトレンドは出難いと考えられる。とはいえ、週末に雇用統計を控えていることもあり、ADP雇用報告が予想を下振れてくるようだと、利上げ観測が後退する可能性もあり、リバランスの流れに向かわせる可能性がある。一方で、翌日には欧州中央銀行(ECB)理事会を控えており、追加緩和期待などを手掛かりとした資金が波及する可能性もありそう。
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