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今日の為替市場ポイント:ドル・円は120円台で推移か、手掛かり材料不足で主要通貨は動意薄の見込み

注目トピックス 市況・概況

25日のドル・円は、東京市場では120円44銭から120円05銭まで下落。欧米市場でドルは120円16銭から120円46銭で推移し、120円33銭で引けた。

本日28日のドル・円は120円台で推移か。英国、豪州、NZの各市場はボクシングデーの休日のため、休場となる。アジア市場では手掛かり材料不足のため、ドル・円を含めた主要通貨の取引はやや動意薄の状態が続く見込み。

市場関係者の間では、2016年における米利上げペースは年4回になるとの見方が多いようだ。ただし、インフレ動向や国際情勢が急変した場合はこの限りではないとの声が聞かれている。

1月8日に発表される12月の非農業部門雇用者数が市場予想とおおむね一致するか予想を上回った場合、来年3月15-16日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合での追加利上げが想定されていようだ。ただし、平均時給の伸びが鈍化した場合、来年4回の利上げ実施は難しくなるとの声が聞かれている。

なお、米アトランタ地区連銀が23日に公表した経済予測モデル「GDPナウ」によると、今年10-12月期の国内総生産(GDP)は前期比年率で+1.3%になるようだ。7-9月期のGDP確定値は前期比年率+2.0%に修正されたが、10-12月期GDPは消費支出や住宅投資の伸びが弱いことから、現時点で「GDPナウ」は7-9月期の実績値を下回る成長率になると予測している。



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