ユーロ週間見通し:下げ渋りか、ユーロ圏の追加緩和への思惑はやや後退
[16/01/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
■やや強含み、ECBによる3月追加緩和の思惑後退
先週のユーロ・ドルはやや強含み。欧州中央銀行(ECB)による3月追加緩和の思惑がやや後退したことや米長期金利の低下が意識されたことで、ユーロ売り・ドル買いは縮小。米国とユーロ圏の金利差拡大への思惑が後退したことで短期筋などのユーロ買い・米ドル売りが観測された。取引レンジは1.0790ドル-1.0968ドル。
■やや弱含みか、原油高でユーロ売り強まる可能性
今週のユーロ・ドルはやや弱含みか。原油価格の持ち直しを意識してドルを買い戻す動きが再び強まる可能性がある。1月米雇用統計が、年4回の利上げペースを後押しする内容なら、ドル買い・ユーロ売りが強まりそうだ。ユーロ圏の12月失業率が上昇した場合、ユーロ安・ドル高を促す要因となる。
予想レンジ:1.0700ドル-1.0900ドル
■対円レートは上昇、円安・米ドル高の影響受ける
先週のユーロは対円で強含み。日本銀行が当座預金の一部にマイナス金利を適用したことからリスク選好的な円売り・ユーロ買いが広がった。ユーロ圏の金利先安観がやや後退したことや欧米諸国の株価反転もユーロ買い・円売りを促す一因となったようだ。取引レンジは127円82銭-132円32銭。
■下げ渋りか、ユーロ圏の追加緩和への思惑はやや後退
今週のユーロ・円は下げ渋りか。欧州中央銀行(ECB)による3月緩和の思惑はやや後退している。リスク選好的なユーロ売り・米ドル買いはやや縮小しつつあることから、ドル・円相場が安定的に推移した場合、ユーロの対円レートはやや下げ渋る可能性がある。
○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント
・2日:12月ユーロ圏失業率(予想:10.5%)
・3日:12月ユーロ圏小売売上高(前月比予想:+0.3%)
予想レンジ:129円50銭-133円50銭
<FA>
先週のユーロ・ドルはやや強含み。欧州中央銀行(ECB)による3月追加緩和の思惑がやや後退したことや米長期金利の低下が意識されたことで、ユーロ売り・ドル買いは縮小。米国とユーロ圏の金利差拡大への思惑が後退したことで短期筋などのユーロ買い・米ドル売りが観測された。取引レンジは1.0790ドル-1.0968ドル。
■やや弱含みか、原油高でユーロ売り強まる可能性
今週のユーロ・ドルはやや弱含みか。原油価格の持ち直しを意識してドルを買い戻す動きが再び強まる可能性がある。1月米雇用統計が、年4回の利上げペースを後押しする内容なら、ドル買い・ユーロ売りが強まりそうだ。ユーロ圏の12月失業率が上昇した場合、ユーロ安・ドル高を促す要因となる。
予想レンジ:1.0700ドル-1.0900ドル
■対円レートは上昇、円安・米ドル高の影響受ける
先週のユーロは対円で強含み。日本銀行が当座預金の一部にマイナス金利を適用したことからリスク選好的な円売り・ユーロ買いが広がった。ユーロ圏の金利先安観がやや後退したことや欧米諸国の株価反転もユーロ買い・円売りを促す一因となったようだ。取引レンジは127円82銭-132円32銭。
■下げ渋りか、ユーロ圏の追加緩和への思惑はやや後退
今週のユーロ・円は下げ渋りか。欧州中央銀行(ECB)による3月緩和の思惑はやや後退している。リスク選好的なユーロ売り・米ドル買いはやや縮小しつつあることから、ドル・円相場が安定的に推移した場合、ユーロの対円レートはやや下げ渋る可能性がある。
○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント
・2日:12月ユーロ圏失業率(予想:10.5%)
・3日:12月ユーロ圏小売売上高(前月比予想:+0.3%)
予想レンジ:129円50銭-133円50銭
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