個別銘柄戦略:原油市況の切り返しで資源関連に関心集まる
[16/02/25]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 市況・概況
原油市況の反発を受けて米国市場も切り返しの動きになっており、G20を控えて売り込みにくい中、本日の東京市場も堅調な動きが想定されよう。原油上昇で資源関連株などには安心感が強まる見通し。ほか、全般的に手掛かり材料が乏しい中、本日は投資判断変更の動きなどが目立っている。朝日インテック、ハーモニック、豊田合成など新規買い推奨銘柄のほか、太陽誘電、板ガラス、スズキ、住友商事などには格上げの観測がある。一方、トヨタには格下げの動きが観測されており、自動車株への影響は懸念されるところ。住友鉱山のEV材料増産報道を受け、リチウムイオン電池関連などにはあらためて関心が集まる可能性。昨日も新興市場は相対的に強い動きであり、個人投資家の活発なテーマ物色の動きなども継続しよう。
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